実際にシェアハウスに住んでみて体験したトラブルと対策

これからシェアハウス生活をスタートされる方は、初めての共同生活にワクワクする気持ちもあれば、不安な方も多いと思います。

この記事では「皆さんがよく心配されるようなシェアハウスのトラブル」や「実際にシェアハウスに住んだ私が体験したトラブル」と、それについての対策についてお伝えしたいと思います。特に女性の方は読んでいただきたい内容になります。

この記事を読んで、安心して楽しいシェアハウス生活をはじめていただければと思います。

1, 男女関係のトラブル

男女混合のシェアハウスで一番ありがちなトラブルは恋愛沙汰です。男女で共同生活をすると、自然と仲良くなり、カップルが出来上がるのはよくあることです。「微笑ましいなあ、いいなあ」と思われる人もいるかもしれません。

しかし、共同生活においてハウス内での恋愛は、当事者もそれ以外の住人にとっても居心地が悪くなるパターンが多いです。特に比較的小規模 (30名くらいまで)のシェアハウスでは、その傾向が高いです。

例えば、私のシェアハウスでは「カップルがリビングのソファでイチャイチャしている」ようなことがありました。正直、めちゃくちゃ気を使いました…。

もちろん、共用部なので二人で過ごすのは問題ないのですが、カップルが2人の時間を過ごしていると、気を使って居づらいのですね…。これが学校や職場などであれば、違うところに移動すればいいのですが、シェアハウスは自分の家ですから、難しいものがあります。

他にも、変な三角関係ができあがってしまったり、恋愛がきっかけでメンバー間に亀裂が入ったりして、笑い話のように聞こえるかもしれませんが、本当に厄介な問題です。「テラスハウスみたい」で楽しそうと思われるかもしれませんが、小規模なシェアハウスでは恋愛はトラブルの原因になります。とくに、女性の方は男性から言い寄られることがあれば、嫌な思いをすることもあるでしょう。

なので、女性の方には「女性専用シェアハウス」がオススメです。

2, 女性へのセクハラ

心配な女性も多いかと思われますが、女性へのセクハラ行為は、意図的に行われることはないと思います。かなり厳格にルール違反になるからです。ただ「シェアハウス内でパーティを行なっているときに、少しお酒が入ってしまい、勢いで…」というのはありました。女性からすると怖いですよね。そんなことがあって、そのまま過ごすことができないかもしれません。そういう意味でも、女性の方は、男女混合のシェアハウスよりも「女性専用シェアハウス」をオススメしています。

3, 設備が混み合う

これは大人数のシェアハウスにありがちなことなのですが、人数に対してお風呂やトイレ、洗濯機の数が少なく、混み合ってしまうということです。「お風呂に入りたくても入れない」「洗濯したいのに何時間も待つ」みたいなことが起こるということです。毎日、ストレスが積み重なる生活は長続きしません。

なので、シェアハウスを選ぶときは内覧は必ずすることはもちろん「共用設備の数が足りているか」を確認してください。大手のシェアハウスでは50人のシェアハウスで洗濯機が2つとかあったので、自分の目で確認することが大切です。

4, 人間関係のトラブル

シェアハウスは共同生活です。人間関係は「合う、合わない」があります。生まれも育ちも違う人たちが集まるので、価値観の違いなどですれ違うことがあります。これは社会生活を営む以上、シェアハウスでなくても避けては通れないことです。

シェアハウスによっては、海外の方が集まるようなシェアハウスがあります。そうしたシェアハウスでは顕著かもしれません。

ただ、シェアハウスといっても常にずっと一緒にいるというワケでもありません。私が住んでいたシェアハウスは距離感を大切にしていて、「この人とは合わないなあ…」ということがあっても、特に気にせずに生活することができていました。学校でも仲良しグループができるように、自然と数人のグループで食事をしたりすることが増えてきましたね。

トラブルというと大げさですが、こういった人間関係のトラブルに敏感な方は、内覧の際にシェアハウスの距離感、空気感なども伺ってみましょう。

5, 盗難や安全性は?

シェアハウスに住んでいると言うと「自分のモノがなくなってりしないの?」とよく聞かれます。シェアハウスのイメージが掴めない中では当然の疑問かもしれません。ただ、私のシェアハウスでは盗難などは一度もありませんでした。オーナーさんにも聞いたことがありましたが「モノが無くなった」ということは一度もなかったようです。

それもそのはずで、実際にシェアハウスに住むと、シェアハウス内でそうした犯罪のようなことをしたら、全員が顔見知りだし、案外すぐにバレてしまうことが容易に想像ができます。そのため、想像に反して、シェアハウス内での盗難などのような事件は起こりにくいです。少なくとも、私は聞いたことがありません。

もちろん、共有部分に私物を置きっ放しにしないなど、ルールを準拠することも大切ですよ。

6, オーナーが放置気味

シェアハウスに住んでトラブルは一切ゼロということはないと思います。それは社会で一切のトラブルなしで生活できないのと同じです。ただ、トラブルがあっても、オーナーや管理会社さんが適切に対応してくれたら、大抵のことは解決します。

例えば、住民さん同士では言いにくいことがあったら、オーナーさんが代わりに注意してくれたら安心ですよね。ほとんどのシェアハウスでは誠実にオーナーさんが対応してくれると思うのですが、個人のオーナーさんが雑に運営しているようなシェアハウスだと問題が放置気味になったりしています。

そこで、内覧の際はお部屋の状態だけではなく、対応などもしっかり見るようにしましょう。返事が遅すぎたり、説明が適当だったりすると、すこし慎重になった方がいいかもしれません。

まとめ

不安になった方もいるかもしれませんが、もちろん、大抵のシェアハウスは健全に運営されていますので、ご安心ください。シェアハウスを選ぶ際は念のため、この記事に書いてあったことを頭に置いておいてください。そして、トラブルを極力減らして、安心してシェアハウス生活をおくりたい女性の方には「女性専用シェアハウス」がおすすめです。

 

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